ゆめやかた(夢館奥州藤原歴史館)は、平泉100年の栄耀、奥州藤原氏四代の歴史と文化を学ぶことの出来る歴史テーマパークです。
初代清衡が築き基衡、秀衡時代に黄金期を迎え、泰衡時代に滅亡した奥州藤原氏。平泉を舞台に栄華を極めた100年間のその歴史を「興味をもって、楽しく、わかりやすく、そして正確に」をテーマにパノラマ形式で展開したのが当館ゆめやかた(夢館奥州藤原歴史館)です。
歴史テーマパークである「ゆめやかた(夢館奥州藤原歴史館)」の全体図
ゆめやかたの中心となる【蝋人形(ロウ人形)ゾーン】では、歴史的に有名な場面を世界最高レベルの蝋人形を中心に再現
ゆめやかたにある107体の蝋人形(ロウ人形)は世界的にも有名な蝋人形師・松崎覚氏の作品です。体毛は一本一本植毛、蝋人形の目には義眼、歯には義歯を使用しており、今にも動き出しそうな驚きの精巧さです。人形が身に着けている着物も東映京都撮影所衣裳部作成の特注品、舞台設計は俳優座劇場が手がけました。壇ノ浦の合戦における義経の『八艘飛び』や『弁慶の立ち往生』といった歴史的に有名な瞬間を、30シーンにわたり再現し、居ながら当時の歴史を(写真でも映像でもなく)まさに原寸大で体感できる画期的な歴史資料館で、修学旅行や研修に利用できる教育施設としても最適な施設だと確信しております。ぜひとも一度ごゆっくり鑑賞して頂きたいと願っております。
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【イメージゾーン平泉郷】は美術館のような美しさ
イメージゾーンでは、金色堂、平泉館(柳之御所)、毛越寺などの、平泉を代表する建造物をエッチングガラスに描き、杉木立の中に平泉郷を再現。また、中尊寺の落慶法要、法要の日の平泉の参道、町の賑わいを和紙人形が雅やかに演出します。遠く平安に想いを馳せながらゆったりとしたひとときをお過ごしください。
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【ホログラムゾーン】は神秘的で幻想的な3Dの世界
透明な円柱の中に歴史上の登場人物が立体的に浮き出て360度の角度から楽しめる3Dのホログラムは一見の価値ありです。音響、照明とともに神秘的で幻想的な世界を創り出しています。
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「ゆめやかた」の再現する平泉の歴史概要とは
ゆめやかた(夢館奥州藤原歴史館)展示物監修 考古学者 荒木伸介氏
東大寺の造営、そして未曾有の大仏「毘盧舎那仏(びるしゃなぶつ)」の鋳造を契機に、鍍金のための黄金が国中で探し求められた。その時、みちのく涌谷(わくや。現宮城県涌谷町)で金が採掘されたことから、一躍みちのくが注目され、中央政権の支配強化が始まったのである。その結果、在地の勢力と中央政権との間で再三にわたって戦火が交えられ、ようやく安定したのは、坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)の遠征によってであった。
後三年の役 出典: 『ウィキペディア』
しかし、その支配下から再び在地勢力の雄として頭角を現してきたのが岩手を中心とした安部氏であり、秋田を本拠地とする清原氏であった。
やがて、安倍氏と中央政権、清原氏との間で交戦が生じ、いわゆる「前九年の役」へと発展した。長きにわたる戦乱も、清原氏が政府側に加担し、安倍氏を滅亡に追い込んで終結をみた。しかし、やがては清原氏の内紛から「後三年の役」が起こり、みちのくは再び戦乱の地と化した。「前九年の役」のさなかに生を受け、数奇な運命にもてあそばれながら成長し、ただ一人安倍、清原の流れを汲む人物として生き残ったのが藤原清衡(きよひら)であった。また、前役では源頼義(みなもとのよりよし)、後役ではその子義家が中央側の将軍として活躍し終結をみたが、朝廷側ではその功績を正しく評価せず、源氏にとってみちのくは遺恨の残る地となったのである。
清衡は、みちのくでの地歩を固めていくと同時に、義家の庇護のもと、中央貴族社会との交流を深めていった。
藤原清衡像 出典: 『ウィキペディア』そして、機をみて豊田館(現岩手県奥州市江刺区)から衣川を越えた平泉の地に居館を構え、仏教を施政の根幹に据え、みちのくの平和と安定の基礎を固めたのである。
清衡の施政は三代にわたって受け継がれ、広大で肥沃な領地からの産物、黄金、駿馬をはじめとする特産物によって支えられ豊かな経済力と天性の政治感覚から、平和で安定したみちのく、そして他に例を見ない質の高い文化を「平泉」を中心に築き上げていった。しかし、源頼朝、義経との確執、そして国家的変革の波に巻き込まれ滅亡したのであった。










